吉見藩陣屋跡(読み)よしみはんじんやあと

日本歴史地名大系 「吉見藩陣屋跡」の解説

吉見藩陣屋跡
よしみはんじんやあと

[現在地名]田尻町吉見

現在の春日かすが神社に隣接してあった。天保四年(一八三三)より吉見村ほか日根郡内で所領を得た近江国三上藩遠藤氏が、明治三年(一八七〇)胤城のとき、三上みかみ(現滋賀県野洲郡野洲町)から当地に陣屋を移した。陣屋は春日神社境内一万七千七三坪のうち六千坪に建造され、その周辺に家臣団の住居も構えた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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