吉賀大眉(読み)ヨシカ タイビ

20世紀日本人名事典 「吉賀大眉」の解説

吉賀 大眉
ヨシカ タイビ

昭和・平成期の陶芸家(萩焼) 日展常務理事。



生年
大正4(1915)年2月8日

没年
平成3(1991)年10月13日

出生地
山口県萩市

本名
吉賀 寿男(ヨシカ ヒサオ)

学歴〔年〕
東京美術学校彫塑科〔昭和13年〕卒

主な受賞名〔年〕
日本陶磁協会賞〔昭和30年〕,日展特選・北斗賞〔昭和32年 33年〕,日展内閣総理大臣賞〔昭和44年〕「暁雲」,日本芸術院賞〔昭和46年〕「連作暁雲」,文化功労者〔平成2年〕

経歴
戦前の文展入選を皮きりに日展系作家として活躍。地元伝統の萩焼茶陶はもちろん、萩の土や釉薬を使っての現代センスの花瓶や壺などに独自の作風確立。昭和43年山口芸術短期大学教授。日展萩焼陶芸家群の領袖であり、日展の常務理事、現代工芸美術家協会の副会長を務めた。日本芸術院会員。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉賀大眉」の解説

吉賀大眉 よしか-たいび

1915-1991 昭和-平成時代の陶芸家。
大正4年2月8日生まれ。沼田一雅(かずまさ),加藤土師萌(はじめ)にまなぶ。萩(はぎ)焼の伝統に現代性を加味した作品を発表,昭和46年花器「連作暁雲」で芸術院賞。57年芸術院会員。平成2年文化功労者。萩焼作家協会会長,山口芸術短大教授などをつとめた。平成3年10月13日死去。76歳。山口県出身。東京美術学校(現東京芸大)卒。本名は寿男。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「吉賀大眉」の解説

吉賀 大眉 (よしか たいび)

生年月日:1915年2月8日
昭和時代;平成時代の陶芸家。日展常務理事
1991年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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