吉野朝(読み)よしのちょう

精選版 日本国語大辞典 「吉野朝」の意味・読み・例文・類語

よしの‐ちょう‥テウ【吉野朝】

  1. 後醍醐天皇の延元元年(一三三六)から後亀山天皇の元中九年(一三九二)までの五七年間、吉野にあった朝廷南朝。また、その時代

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「吉野朝」の意味・わかりやすい解説

吉野朝【よしのちょう】

南北朝時代南朝別名。その本拠大和(やまと)国吉野郡(奈良県南部)付近にあったので,そう呼ばれた。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

山川 日本史小辞典 改訂新版 「吉野朝」の解説

吉野朝
よしのちょう

南朝(なんちょう)

出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報

世界大百科事典(旧版)内の吉野朝の言及

【南朝】より

…南北朝時代(1336‐92),大和国吉野を中心に後醍醐,後村上,長慶,後亀山の4代にわたり存立した大覚寺統の朝廷。京都にあった持明院統の朝廷を北朝とよぶのに対し,こちらを南朝とよび,また吉野朝ともいう。所在地は大和の金峯山寺,賀名生(あのう),河内の天野山金剛寺,観心寺などを転々とした。…

※「吉野朝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android