日本歴史地名大系 「吉野鉱山」の解説 吉野鉱山よしのこうざん 秋田県:平鹿郡増田町吉野村吉野鉱山[現在地名]増田町吉野真人(まとう)山の北斜面、吉野村枝郷下吉野(しもよしの)村の北の山中にある鉛山。吉乃とも記される。享保五年(一七二〇)から二ヵ年「大沢鉛山」「大沢見立銀山」は受山として開発される(秋田領内諸金山箇所年数帳)。弘化元年(一八四四)付近の水上(みなかみ)沢で鉛鉱を採掘。安政二年(一八五五)院内銀山(いんないぎんざん)(現雄勝郡雄勝町)の村山喜八ら五人が採掘、銀を吹き立てる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by