吊り書(読み)つりがき

精選版 日本国語大辞典 「吊り書」の意味・読み・例文・類語

つり‐がき【系書・吊書】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 「釣り書」から ) 系図。血縁関係などを示すため、名と名を順に線で結んださまが文字をつるしたように見えるところからいうか。つりぶみ。
    1. [初出の実例]「代々楠か連書(ツリカキ)家に伝へし武道具目録持参して」(出典浮世草子新可笑記(1688)一)
  3. 縁談で、お互いに取りかわす身上書

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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