最新 地学事典 「同位体古生物学」の解説
どういたいこせいぶつがく
同位体古生物学
isotope paleontology
化石に残された同位体組成から,その生物の生態や生物と環境との関りを明らかにする学問分野。古生物で扱うような化石材料では,続成作用を受けていない軟体部からの同位体情報を得るのは難しく,材化石,軟体動物の殻などからのC,Oの安定同位体を利用することが多い。最近は,脊椎動物の歯のSr,Znなど多元素の同位体組成を扱えるようになってきている。
執筆者:鵜野 光
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

