名ノリ(読み)なのり

改訂新版 世界大百科事典 「名ノリ」の意味・わかりやすい解説

名ノリ (なのり)

能・狂言の用語。名乗り,名宣とも書く。謡事小段の一つ。登場した役が,名を名のり,今後のことを述べるところで,身分紹介,成行き説明,行動予告の3部分から成る。候(そうろう)調の短文が多く,普通はすべてコトバから成る。《恋重荷(こいのおもに)》などのように成行き説明の部分が長いシャベリふうのものや,《土蜘蛛(つちぐも)》《熊野(ゆや)》などのように身分紹介の部分のみフシにするものなどがある。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 松本

ノーベルがスウェーデンアカデミーに寄付した遺産を基金とする世界的な賞。1901年以降行われ、毎年、物理学・化学・生理学および医学・文学・平和・経済学の6部門において、顕著な功績のあった人に授与される。...

ノーベル賞の用語解説を読む