名古屋打ち(読み)なごやうち

精選版 日本国語大辞典 「名古屋打ち」の意味・読み・例文・類語

なごや‐うち【名古屋打・名護屋打】

  1. 〘 名詞 〙
  2. (かんざし)一種琴柱(ことじ)の形をした、足の股の間が広いもので、若い女性が使用した。
    1. [初出の実例]「なごや打の銀のかんざしをちょいとたぼおさへにさし」(出典:洒落本・妓娼子(1818‐30))
  3. なごやおび(名護屋帯)
    1. [初出の実例]「時の首尾によりて名古屋打(ナゴヤウチ)の帯、重打の下緒、おもひの外なる商(あきなひ)事をするぞかし」(出典浮世草子好色一代女(1686)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む