名国司(読み)みょうこくし

精選版 日本国語大辞典 「名国司」の意味・読み・例文・類語

みょう‐こくしミャウ‥【名国司】

  1. 〘 名詞 〙 名のみの国司。名義上の国守。国守を称するが、実際職務は行なわない。鎌倉時代以後次第に増加した。めいこくし。
    1. [初出の実例]「前々名国司御免之時、諸大夫者不成功沙汰」(出典建治三年日記(1277)六月一六日)

な‐こくし【名国司】

  1. 〘 名詞 〙みょうこくし(名国司)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android