名折(読み)なおり

精選版 日本国語大辞典 「名折」の意味・読み・例文・類語

な‐おり‥をり【名折】

  1. 〘 名詞 〙なおれ(名折)
    1. [初出の実例]「きたなしや、源氏の名をりに返し合せ給へ」(出典:長門本平家(13C前)一六)

な‐おれ‥をれ【名折】

  1. 〘 名詞 〙 名誉、名声がきずつくこと。また、そのような事柄。なおり。
    1. [初出の実例]「空しく鎌倉へ捕られん事、寺中坊中のなをれなり」(出典:寛永版曾我物語(南北朝頃)一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む