名残の裏(読み)ナゴリノウラ

デジタル大辞泉 「名残の裏」の意味・読み・例文・類語

なごり‐の‐うら【名残の裏】

連歌連句を書きつける懐紙最後一折の裏。百韻では最後の8句、歌仙では最後の6句を書く。名裏

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「名残の裏」の意味・読み・例文・類語

なごり【名残】 の 裏(うら)

  1. 連歌や俳諧連句を懐紙に書く時の最後の折の裏の称。名裏(なうら)
    1. [初出の実例]「名残の裏、六句なるべし」(出典:連歌本式(1492))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android