日本歴史地名大系 「名殿村」の解説 名殿村などのむら 千葉県:君津市旧望陀郡地区名殿村[現在地名]君津市大戸見旧名殿(おおとみきゆうなどの)四町(よまち)村の東、小櫃(おびつ)川右岸に立地。南東の高水(たかみず)村からの道と同川左岸中山(なかやま)村からの道が村の北で合流し、谷向(たにむかい)村の三本松(さんぼんまつ)陣屋方向へ通ずる。文禄三年(一五九四)の上総国村高帳に村名がみえ、高七七石。元禄郷帳では高五八石余、天保郷帳では高七五石余。寛文四年(一六六四)には久留里藩領で(寛文朱印留)、以降の領主の変遷は向郷(むかいごう)村に同じ。寛政五年(一七九三)の上総国村高帳によると家数一八。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by