日本歴史地名大系 「名礼村」の解説 名礼村なれむら 岐阜県:揖斐郡谷汲村名礼村[現在地名]谷汲村名礼結城(ゆうき)村の西に位置し、集落は上名礼・中名礼・下名礼に分れる。もと正親(まさちか)村と称していたという(揖斐郡志)。中世の史料にみえる正近山(まさちかやま)と当地は関連するものと考えられる。慶長郷帳に「なれ村」とみえ、高八三二石余。元和二年(一六一六)の村高領知改帳では織田長孝(野村藩)領。正保郷帳では幕府領で、田八三石余・畑七四三石余・山年貢六石のほか小物成山年貢金一両余があった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by