向か伏す(読み)ムカブス

デジタル大辞泉 「向か伏す」の意味・読み・例文・類語

むか‐ぶ・す【向か伏す】

[動サ四]はるか向こうに横たわる。
天雲の―・す国のもののふと」〈・四四三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「向か伏す」の意味・読み・例文・類語

むか‐ぶ・す【向伏】

  1. 〘 自動詞 サ行四段活用 〙 はるか向こうの方に横たわる。遠い向かいの方に伏す。
    1. [初出の実例]「天雲の 牟迦夫周(ムカブス)極み 谷蟆(たにぐく)の さ渡る極み」(出典万葉集(8C後)五・八〇〇)
    2. 「白雲の堕り坐(ゐ)向伏(ムカフス)限り」(出典:延喜式(927)祝詞(九条家本訓))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む