君沢村(読み)きみさわむら

日本歴史地名大系 「君沢村」の解説

君沢村
きみさわむら

[現在地名]塩沢町君沢

下一日市しもひといち村の北。西は山地、北は大窪おおくぼ村、東の魚野うおの川対岸は丸池まるいけ新田。耕地境は大窪村と不分明。集落は山際と三国街道沿いの十木とおのき(東ノ木)にある。年不詳の上葺萱注文(雲洞庵文書)雲洞うんとう庵へ上葺萱を供出する地に「二千八百五十把 君沢 今藤」とある。正保国絵図に村名がみえ、高四六〇石余。天和三年郷帳では高四一〇石六斗余。宝暦五年(一七五五)の村明細帳(小千谷市立図書館蔵)では高四一二石九斗余のうち新田高一石三斗余。反別は田二六町一反余・畑九町八反余、家数六二、男一四五・女一二四、馬四四。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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