吸茶(読み)スイチャ

デジタル大辞泉 「吸茶」の意味・読み・例文・類語

すい‐ちゃ〔すひ‐〕【吸茶】

一碗の茶を何人かが回してすすり飲むこと。多く濃茶こいちゃ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「吸茶」の意味・読み・例文・類語

すい‐ちゃすひ‥【吸茶】

  1. 〘 名詞 〙 一つの大ぶりの茶碗にたてた茶を数人順次に飲むこと。
    1. [初出の実例]「大阪御城にて〈略〉御手前にて御茶あり、その後休夢こひ出し、すい茶あり」(出典:宗湛日記‐天正一五年(1587)一〇月二一日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android