デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吾妻助光」の解説 吾妻助光 あづま-すけみつ ?-? 鎌倉時代の武士。弓術の名手。建永2年(1207)夏鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)の放生会(ほうじょうえ)に参ずる将軍源実朝(さねとも)の警護に故なく不参したため出仕をとめられた。同年冬雪見の宴に,館の屋根にとまった青鷺(さぎ)の眼を矢羽でかすって射おとした妙技を賞され,ゆるされたという。通称は四郎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例