呉服所(読み)ゴフクジョ

デジタル大辞泉 「呉服所」の意味・読み・例文・類語

ごふく‐じょ【呉服所】

江戸時代幕府禁裏大名家などに出入りして衣服類などを調達した呉服屋金銀融通もした。呉服師

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精選版 日本国語大辞典 「呉服所」の意味・読み・例文・類語

ごふく‐しょ【呉服所】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、公武諸家の衣服類の御用達をした呉服屋。呉服調達のほかに内証御用(金銀の融通)もした。ごふくどころ。
    1. [初出の実例]「藤堂泉州正月五日之状来。京之御服所より届る」(出典:本光国師日記‐元和三年(1617)正月八日)

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