周悉(読み)しゅうしつ

精選版 日本国語大辞典 「周悉」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐しつシウ‥【周悉】

  1. 〘 名詞 〙 あらゆる方面にゆきわたること。広くゆきわたらせること。
    1. [初出の実例]「即雖申及頒下、事不周悉、所亦同」(出典:律(718)職制)
    2. 「皆の事を周悉に賛しはせねども、述賛で巻々の末に附したぞ」(出典:史記抄(1477)二)

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普及版 字通 「周悉」の読み・字形・画数・意味

【周悉】しゆう(しう)しつ

ゆきわたる。〔南史、斉武紀〕(建元四年)康・秣陵二縣の人に振賜を加ふ。必ず悉ならしめよ。興・義興、水にふ縣は租除(げきぢょ)せよ。

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