精選版 日本国語大辞典 「味噌擂」の意味・読み・例文・類語 みそ‐すり【味噌擂】 〘 名詞 〙① 擂鉢(すりばち)で味噌をすること。② へつらいおもねること。また、その人。ごますり。追従(ついしょう)。[初出の実例]「味噌摺は藪に来て啼四十雀〈是桐〉」(出典:俳諧・射水川(1701)下)③ 「みそすりぼうず(味噌擂坊主)」の略。[初出の実例]「愚僧は居候ふ坊主の、マア、味噌擂(ミソス)りサ」(出典:歌舞伎・法懸松成田利剣(1823)三立) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例