味見峠(読み)あじみとうげ

日本歴史地名大系 「味見峠」の解説

味見峠
あじみとうげ

京都郡と田川郡を結ぶ峠。障子しようじヶ岳北麓の標高約二五〇メートル付近にあり、近世には浦河内うらがわち村と田川郡採銅所さいどうしよ(現香春町)境界に位置した。養老四年(七二〇)に始められたという宇佐宮放生会では、採銅所村長光で鋳造した神鏡が宇佐宮へ奉納された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android