呻吟語(読み)しんぎんご(その他表記)Shēn yín yǔ

改訂新版 世界大百科事典 「呻吟語」の意味・わかりやすい解説

呻吟語 (しんぎんご)
Shēn yín yǔ

中国,明代の思想家呂坤(りよこん)(1536-1618)の著。呂坤には《実政録》の著もあり,政治実務にも精通した思想家である。それだけに《呻吟語》ではことさらに形而上学について語ることはひかえ,むしろ,政争混乱にあけくれた暗い社会の中での体験と痛切な反省をふまえて,市民生活の日常的な心得や政治的な場における処世訓などを切々と説いている。本書はそのためか,中国においてよりはむしろ日本において《菜根譚》とともによく読まれた。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 吉田

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む