精選版 日本国語大辞典 「呻」の意味・読み・例文・類語 うめき【呻】 〘 名詞 〙 ( 動詞「うめく(呻)」の連用形の名詞化 ) うめくこと。うなること。[初出の実例]「それはしも、うめきもきこえてん、かしく」(出典:蜻蛉日記(974頃)下) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「呻」の読み・字形・画数・意味 呻8画 [字音] シン[字訓] うめく・うたう[説文解字] [字形] 形声声符は申(しん)。〔説文〕二上に「吟なり」、また吟字条に「呻なり」とあって互訓。申に舒伸(じよしん)の意があり、声を引いて長く呻吟することをいう。[訓義]1. うめく、うめくように声をもらす。2. うたう、となえる。[古辞書の訓]〔新字鏡〕呻 左万与不(さまよふ)、、奈介久(なげく)〔名義抄〕呻 アクフ・ヨフ・ナゲク・イヒス・ヤミイタム・シナゲル・サマヨフ 〔字鏡集〕呻 サマヨフ・アクフ・ヤミイタム・ノビス・ヨブ・ニヨブ・ナゲク・ヤミイタムコヱ・アクビス[語系]呻・申・伸sjienは同声。展tian、陳dienと同系の語、鬱屈したものを外に発する意がある。[熟語]呻喚▶・呻吟▶・呻呼▶・呻楚▶・呻恫▶・呻畢▶・呻▶・呻鳴▶[下接語]哀呻・寒呻・吟呻・酸呻・唱呻・呻 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報