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呼吸保護具 こきゅうほごぐrespiratory protective equipment

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

呼吸保護具
こきゅうほごぐ
respiratory protective equipment

呼吸によって人の体内に取入れられる有害物の量を危険度以下に制限し,または空気環境の有害条件から独立して呼吸するための保護具。有害物をろ過して呼吸するものを浄気式といい,粉塵用の防塵マスクと有害ガス用の防毒マスクがある。後者には,ハロゲンガス,酸性ガス,有機ガス,一酸化炭素,アンモニア亜硫酸ガス,青酸,硫化水素用および消防用,煙気用などの別があり,それぞれ特定ガス以外には使用できない。周囲の空気環境から独立して呼吸するものには送気式と自給式がある。送気式は手動または電動ポンプ,または圧縮空気管から減圧して送気するもので,着用者は 10~50mのホースで送気源と連絡される。自給式には高圧空気または酸素を充填したボンベを備えた空気呼吸器または酸素呼吸器,酸素発生缶を備えた酸素発生式呼吸器がある。これらを着用すれば,濃厚な有害ガスが充満しまたは酸素欠乏状態の空気環境で緊急作業または人命救出作業ができる。潜水作業または水中スポーツに着用するアクアラングも空気呼吸器の一種で,水圧に応じて空気供給量を自動調整するレギュレータがついている。

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