呼子鳥・喚子鳥(読み)よぶこどり

精選版 日本国語大辞典 「呼子鳥・喚子鳥」の意味・読み・例文・類語

よぶこ‐どり【呼子鳥・喚子鳥】

〘名〙
郭公(かっこう)異称か。また、杜鵑(ほととぎす)などのことともいう。古今伝授三鳥の一つ。《季・春》
万葉(8C後)一・七〇「大和には鳴きてか来らむ呼児鳥(よぶこどり)(きさ)中山呼びそ越ゆなる」
※雑俳・柳多留‐九七(1828)「呼子鳥親方首尾はなどと啼」

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