呼申(読み)よびましゃ

精選版 日本国語大辞典 「呼申」の意味・読み・例文・類語

よび‐ましゃ【呼申】

  1. 〘 連語 〙 ( 「呼び申せ」の変化したもの ) 近世遊里で、揚屋女郎起床帰宅を促す時に、唱える声。
    1. [初出の実例]「ささもよき程に飲なし、よびましゃといふ声も更に聞いれず」(出典:浮世草子・好色一代男(1682)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android