命を鯨鯢の顎に懸く(読み)いのちをけいげいのあぎとにかく

精選版 日本国語大辞典 「命を鯨鯢の顎に懸く」の意味・読み・例文・類語

いのち【命】 を 鯨鯢(けいげい・げいげい)の顎(あぎと)に懸(か)

(「鯨鯢」は雄・雌のクジラ) 海上一命かける。船板一枚の危険な生活のたとえ。
浄瑠璃吉野忠信(1697頃)二「命をけいげいのあぎとにかけ、つゐに平家を攻めほろぼし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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