命を鯨鯢の顎に懸く(読み)いのちをけいげいのあぎとにかく

精選版 日本国語大辞典 「命を鯨鯢の顎に懸く」の意味・読み・例文・類語

いのち【命】 を 鯨鯢(けいげい・げいげい)の顎(あぎと)に懸(か)

  1. ( 「鯨鯢」は雄・雌のクジラ ) 海上一命かける。船板一枚の危険な生活のたとえ。
    1. [初出の実例]「命をけいげいのあぎとにかけ、つゐに平家を攻めほろぼし」(出典:浄瑠璃・吉野忠信(1697頃)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android