日本歴史地名大系 「和南村」の解説 和南村わなみむら 滋賀県:神崎郡永源寺町和南村[現在地名]永源寺町和南山上(やまかみ)村の南、北西流する愛知(えち)川支流和南川の河岸段丘上にある。村名は和南(わなん)寺(現光明寺)にちなむ。天文一八年(一五四九)一二月四日の神人足子入目日記(今堀日吉神社文書)には「わなミ」の塔本より五〇文が今堀惣中へ納められており、当地に保内商人に属する足子がいた。永禄七年(一五六四)和南山での合戦で、小倉次兵衛ほか多数が速水勘解由左衛門尉らに討取られた(同年三月一六日「六角義弼感状」西田文書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by