日本歴史地名大系 「和歌道筋」の解説 和歌道筋わかみちすじ 和歌山県:和歌山市和歌山城下吹上和歌道筋[現在地名]和歌山市小松原通(こまつばらどおり)一―九丁目・小松原(こまつばら)五―六丁目京(きよう)橋より和歌浦(わかのうら)に至る和歌道に沿う南北の武家町で、うち吹上(ふきあげ)地区に入るのは小松原通二丁目より九丁目付近。この筋より東に入る横町に寺(てら)町・溝(みぞ)ノ町・豊原(とよはら)町・磯山(いそやま)町・北河岸(きたかわぎし)町など、西に入る町に茶屋(ちやや)ノ町・芝(しば)ノ町などがある。「紀伊名所図会」は「此道は元和以後開かれし所にて、列松道を挟める直道なり」と記す。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報