和歌陀羅尼(読み)わかだらに

百科事典マイペディア 「和歌陀羅尼」の意味・わかりやすい解説

和歌陀羅尼【わかだらに】

和歌は,すなわち密教陀羅尼仏教の教えを端的に表現した呪句)にほかならないとする考え。いわゆる狂言綺語観をさらに発展させたもので,慈円無住によって展開された。《沙石集》巻5の〈和歌の道深き理あること〉には,清水観音など神仏が和歌を詠ずることをあげ,仏教の本旨はことばの壁を乗り越えるもので,〈仏もしわが国に出で給はば,ただ和国の詞もて陀羅尼とし給ふべし〉と述べている。
→関連項目歌徳説話

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

政府首脳が外国を訪問した際の会談内容や合意事項を記した外交文書。法的拘束力は持たないが,その内容は両国を事実上拘束する。類似のものに共同発表 joint statementがあるが,これはより記録的な...

共同声明の用語解説を読む