和気与左衛門(読み)わけ・よざえもん

朝日日本歴史人物事典 「和気与左衛門」の解説

和気与左衛門

没年:明暦3.11.6(1657.12.10)
生年文禄4(1595)
安土桃山・江戸前期の新田開拓者大坂で生まれ,浪人となった父次郎左衛門と共に備中(岡山県)南部に移り住んだ。寛永5(1628)年,備前藩許可を得て米倉新田を開発した。その功により米倉村(岡山市)の庄屋に取り立てられ,のちにも代々大庄屋を務めた。<参考文献>『岡山県御津郡誌』『岡山地名

(神立春樹)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「和気与左衛門」の解説

和気与左衛門 わけ-よざえもん

1595-1657 江戸時代前期の開拓者。
文禄(ぶんろく)4年生まれ。父はもと武士。備前岡山藩の許可をえて,寛永5年米倉新田を開拓した。明暦3年11月6日死去。63歳。大坂出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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