和田大仏(読み)わだだいぶつ

日本歴史地名大系 「和田大仏」の解説

和田大仏
わだだいぶつ

[現在地名]須賀川市和田

阿武隈川が北西から北東へ流れを変える屈曲部の北西岸の村越むらこし山と称する丘陵の南斜面にある磨崖仏。この丘陵は凝灰岩で形成され、大仏の左右には古墳時代に構築された二十数基の横穴古墳(大仏古墳群)がある。大仏は横穴の奥壁面を再利用して彫られた半肉彫の丈六の大日如来像で、鎌倉時代の作とみられる。大仏の正面左にも横穴の壁面を利用した半肉彫の六体の坐像の仏像があり、これらはいずれも阿弥陀如来とみられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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