日本歴史地名大系 「和田・百草遺跡群」の解説 和田・百草遺跡群わだ・もぐさいせきぐん 東京都：多摩市和田村和田・百草遺跡群[現在地名]多摩市和田・百草大栗（おおくり）川右岸の洪積台地上にあり、規模は南北約一キロ・東西約三五〇メートル、面積約二七万平方メートルを測る。西と北側は大栗川の沖積地に面し比高約六メートルの崖線が発達し、東側は支流アメダ川で区画され、南側は丘陵に続いている。台地の平均標高は約七二メートル。調査は昭和五二年（一九七七）から本格的に開始され、二十数回の発掘調査により旧石器時代をはじめ、縄文時代前期および中期の環状集落、古墳時代前期・後期および奈良・平安時代の集落や方形周溝墓群、中世・近世の掘立柱建物跡群などが発見された大規模な複合遺跡。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
