和田静観窩(読み)わだ せいかんか

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「和田静観窩」の解説

和田静観窩 わだ-せいかんか

1602-1672 江戸時代前期の儒者
慶長7年生まれ。和田以悦(いえつ)の弟。林羅山にまなび,信濃(しなの)(長野県)飯田藩主脇坂安元(やすもと)につかえ,その子安政(やすまさ)の播磨(はりま)(兵庫県)竜野移封にしたがった。寛文12年死去。71歳。京都出身。名は宗允(そういん)。字(あざな)は子誠(成)。別号に慵々子。著作に「論孟集註序説諺解」「学庸諺解」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android