咳唾(読み)ガイダ

デジタル大辞泉 「咳唾」の意味・読み・例文・類語

がい‐だ【×咳唾】

せきつば。また、せきばらい。
目上の人のお言葉謦咳けいがい

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精選版 日本国語大辞典 「咳唾」の意味・読み・例文・類語

がい‐だ【咳唾】

  1. 〘 名詞 〙
  2. せきとつば。また、せきばらいをすること。
    1. [初出の実例]「殿上者咳唾、忽爾暁悟」(出典:権記‐寛弘八年(1011)一〇月一六日)
  3. 目上の人の言葉。お言葉。
    1. [初出の実例]「飛沈生其一眄、栄悴因其咳唾」(出典性霊集‐四(835頃)為藤大夫啓)
    2. [その他の文献]〔荘子‐漁父〕
  4. ( せきをしたときに出るつばのように ) きわめて少ないことのたとえ。
    1. [初出の実例]「咳唾之湌、万歳不得擅」(出典:三教指帰(797頃)下)

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