哀怨(読み)あいえん

精選版 日本国語大辞典 「哀怨」の意味・読み・例文・類語

あい‐えん‥ヱン【哀怨】

  1. 〘 名詞 〙 心から、悲しみ嘆くこと。悲しげな音楽のさまを形容することが多い。
    1. [初出の実例]「馬の上にして琵琶をしらぶるに、哀怨の声みづからもあはれなり」(出典:百詠和歌(1204)一一)
    2. [その他の文献]〔白居易‐慈烏夜啼詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「哀怨」の読み・字形・画数・意味

【哀怨】あいえん(ゑん)

かなしみ怨む。唐・李白古風、五十九首、一〕詩 正聲、何ぞ(びばう)(遠くかすか)たる 哀怨、騷人(さうじん)に

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