哮り立つ(読み)タケリタツ

デジタル大辞泉 「哮り立つ」の意味・読み・例文・類語

たけり‐た・つ【×哮り立つ】

[動タ五(四)]けものなどが興奮して、盛んに大声でほえたてる。「―・つ獅子しし

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精選版 日本国語大辞典 「哮り立つ」の意味・読み・例文・類語

たけり‐た・つ【猛立・哮立】

  1. 〘 自動詞 タ行五(四) 〙
  2. 盛んにたける。ひどく興奮する。興奮してわめく。
    1. [初出の実例]「吼(タケ)り立(タチ)たる大音声、洩れ聞えてや袖垣の」(出典人情本・清談若緑(19C中)初)
  3. 風、波などが激しく荒れ狂う。
    1. [初出の実例]「猛りたった波がまたも一うねり〈略〉もろに船の横腹をたたいて」(出典:善財(1949)〈石川淳〉一)

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