哮り立つ(読み)タケリタツ

デジタル大辞泉 「哮り立つ」の意味・読み・例文・類語

たけり‐た・つ【×哮り立つ】

[動タ五(四)]けものなどが興奮して、盛んに大声でほえたてる。「―・つ獅子しし

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「哮り立つ」の意味・読み・例文・類語

たけり‐た・つ【猛立・哮立】

  1. 〘 自動詞 タ行五(四) 〙
  2. 盛んにたける。ひどく興奮する。興奮してわめく。
    1. [初出の実例]「吼(タケ)り立(タチ)たる大音声、洩れ聞えてや袖垣の」(出典人情本・清談若緑(19C中)初)
  3. 風、波などが激しく荒れ狂う。
    1. [初出の実例]「猛りたった波がまたも一うねり〈略〉もろに船の横腹をたたいて」(出典:善財(1949)〈石川淳〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む