唇内(読み)しんない

精選版 日本国語大辞典 「唇内」の意味・読み・例文・類語

しん‐ない【唇内】

  1. 〘 名詞 〙 古代日本韻学で、すべての音を喉・舌・唇の三つの発音部位に分けたその一つ。〔悉曇蔵(880)〕
    1. [初出の実例]「脣内フ韻は、ハヒフヘホに活(はたら)き転る例にて、伊雑をイサハ、雑賀をサヒカと転し用たり」(出典:傭字例(1842))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む