唐
札場
からひふだば
[現在地名]萩市大字東田町
東田町の南、新堀川に架かる幸橋近く、御成道から東方へ土原への新道が分岐する地点にあった高札場。
承応三年(一六五四)の創設と伝え、もとは南片河町の萩城外堀近くにあったが(萩古実未定之覚、八江萩名所図画)、のち当地に移った。貞享年間(一六八四―八八)の城下町絵図は当地に「札場」と記すが、「八江萩名所図画」は享保二年(一七一七)土原新道ができた節、当所に移したとする。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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