日本歴史地名大系 「唐桑町」の解説 唐桑町からくわちよう 宮城県:本吉郡唐桑町面積:四二・五九平方キロ宮城県最北端に位置し、太平洋に向け南東に突き出した半島とその付根の部分からなり、南北に長く東西に狭い。北西部はおおむね山岳からなり、笹長根(ささながね)山(五一九・九メートル)・霧立(きりたて)山(四二九・八メートル)などが連なり、北は岩手県陸前高田(りくぜんたかた)市、西は気仙沼(けせんぬま)市鹿折(ししおり)地区に接する。半島部は北部中央の早馬(はやま)山(二二〇・五メートル)からしだいに平坦となり、五、六〇メートルの起伏をなしつつ南端の御崎(おさき)で海に入る。この町の特色は長い海岸線の約七〇パーセントが屈曲豊かなリアス海岸で構成されていることである。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報