唐物町四丁目(読み)からものまちよんちようめ

日本歴史地名大系 「唐物町四丁目」の解説

唐物町四丁目
からものまちよんちようめ

[現在地名]東区唐物町三―四丁目・船場中央せんばちゆうおう三―四丁目

唐物町三丁目下半の西に続き、栴檀木せんだんのき筋から丼池どぶいけ筋を経て心斎橋しんさいばし筋まで。明暦元年(一六五五)大坂三郷町絵図町名がみえる。大坂三郷南組に属し、元禄一三年(一七〇〇)三郷水帳寄帳では屋敷数四〇・役数三四半役で、うち年寄分・会所分各一役が無役。年寄は網屋九郎兵衛。これより先同七年に町内の北側の屋敷が半役を免ぜられ、一二半役が減った。安政三年(一八五六)には屋敷数三四・役数三四半役で、うち年寄分・会所分各一役が無役(同年「水帳」大阪市立中央図書館蔵)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報