唐目(読み)トウメ

デジタル大辞泉 「唐目」の意味・読み・例文・類語

とう‐め〔タウ‐〕【唐目】

《中国宋代の量目による》重さの単位の一。1斤を160匁(約600グラム)とする。からめ。→大和目やまとめ

から‐め【唐目】

とうめ(唐目)

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精選版 日本国語大辞典 「唐目」の意味・読み・例文・類語

とう‐めタウ‥【唐目】

  1. 〘 名詞 〙 ( 宋の量目によるところから ) 一斤を一六〇匁(六〇〇グラム)とする斤量の名。からめ。
    1. [初出の実例]「丁子一斤〈唐目、百六十目〉一袋遣摂取院」(出典実隆公記‐享祿元年(1528)閏九月二八日)
    2. 「唐(タウ)目壱斤銀五匁つつにして調へけるに」(出典:浮世草子日本永代蔵(1688)五)

から‐め【唐目】

  1. 〘 名詞 〙とうめ(唐目)

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