唯心的(読み)ゆいしんてき

精選版 日本国語大辞典 「唯心的」の意味・読み・例文・類語

ゆいしん‐てき【唯心的】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 物質に対する精神の根源性、独自性を認める立場にあるさま。
    1. [初出の実例]「いかなる小さなことにも機械のやうな法則が係数となって実体を計ってゐることに気附き出した私の唯心的な眼醒めの第一歩となって来た」(出典:機械(1930)〈横光利一〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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