唯心的(読み)ゆいしんてき

精選版 日本国語大辞典 「唯心的」の意味・読み・例文・類語

ゆいしん‐てき【唯心的】

〘形動〙 物質に対する精神の根源性、独自性を認める立場にあるさま。
機械(1930)〈横光利一〉「いかなる小さなことにも機械のやうな法則係数となって実体を計ってゐることに気附き出した私の唯心的な眼醒めの第一歩となって来た」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android