唯物(読み)ユイブツ

デジタル大辞泉 「唯物」の意味・読み・例文・類語

ゆい‐ぶつ【唯物】

すべての根源物質と考え、精神実在を否定すること。⇔唯心

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「唯物」の意味・読み・例文・類語

ゆい‐ぶつ【唯物】

  1. 〘 名詞 〙 精神の実在を否定し、ただ物質だけが真の存在だとして、物質を本位として考えること。唯心(ゆいしん)に対していう。
    1. [初出の実例]「唯物と唯心との併行は成し得べきものとなすか」(出典:精神啓微の評(1889)〈森鴎外〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android