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唯心(読み)ゆいしん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

唯心
ゆいしん

仏教用語。すべての現象は心によって産出されたもので,本質上実在するものではなく,心のみが一切の根源であり最高の実在であることを示す語。『華厳経』の三界唯心という語に基づく。

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デジタル大辞泉の解説

ゆい‐しん【唯心】

仏語。すべての存在は心の現れであって、ただ心だけが存在するということ。華厳経の中心思想。
すべての根源が精神にあるとし、精神を中心に考えること。⇔唯物

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大辞林 第三版の解説

ゆいしん【唯心】

〘仏〙
この世のすべての事物・現象は心が変化して生じたものであり、心の外なる存在はありえないとする華厳経の中心思想。
仏や真理が自分の心の内部にあるとする考え。
〘哲〙 心や精神的なものを、実在するものあるいは中心的なものと考える立場。 ⇔ 唯物

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