商人頭

山川 日本史小辞典 改訂新版 「商人頭」の解説

商人頭
しょうにんがしら

商人司・商人おやかたとも。戦国期に一般の諸商人を統率した有力商人。領国内または城下町などの諸商人および領国外からの行商人の取締りや裁判,商業税の徴収,市の開催・興行,座や仲間の支配などを行った。駿河の商人頭友野氏,会津の商人司簗田(やなだ)氏,尾張美濃の商人司伊藤氏が有名。

出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報