商館(読み)ショウカン

デジタル大辞泉 「商館」の意味・読み・例文・類語

しょう‐かん〔シヤウクワン〕【商館】

商人営業をする建物。特に、外国商人の営業所。「長崎出島のオランダ商館

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精選版 日本国語大辞典 「商館」の意味・読み・例文・類語

しょう‐かん シャウクヮン【商館】

〘名〙 商人が営業を行なう館。特に、外国の会社商店などが、日本に設けた支店、営業所をさすことが多い。
※和蘭通舶(1805)二「『バタヒヤ』『バンタム』と云ふ地に商館を築き」

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世界大百科事典(旧版)内の商館の言及

【倉庫】より

…ルネサンス期以降は,建物の上階や屋根裏に穀倉を設け,地階にワイン,ビールや食品の貯蔵庫を設けることが一般化した。【桐敷 真次郎】
[近世の倉庫と商館]
 ヨーロッパにおける近代的な倉庫の原型は,イスラム世界の影響下に出現したと考えられる。マガジーノmagazzino(イタリア語),マガジンmagazine(英語),マガザンmagasin(フランス語)およびフォンダコfóndaco(イタリア語)など〈倉庫〉を意味する言葉は,いずれもアラビア語に由来する。…

※「商館」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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