善報(読み)ゼンポウ

デジタル大辞泉 「善報」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐ぽう【善報】

仏語。よいむくい。⇔悪報

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精選版 日本国語大辞典 「善報」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐ぽう【善報】

  1. 〘 名詞 〙 よいむくい。善行によって得られるよいむくい。⇔悪報
    1. [初出の実例]「事須心善報、仮道真如」(出典菅家文草(900頃)一一・安氏諸大夫為先妣修法華会願文)
    2. 「前生にありしときおのれをよく修め、〈略〉その善報(ゼンハウ)によりて、今此生富貴の家にうまれきたり」(出典:読本・雨月物語(1776)貧福論)
    3. [その他の文献]〔梁武帝‐断酒肉文〕

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