善女(読み)ゼンニョ

デジタル大辞泉 「善女」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐にょ【善女】

仏法に帰依した女子善女人ぜんにょにん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「善女」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐にょ【善女】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ぜんにょにん(善女人)
    1. [初出の実例]「仏在世に一人の善女ありき」(出典:九冊本宝物集(1179頃)二)
  3. 品位のある女性。しとやかな婦人淑女
    1. [初出の実例]「子は真に善女なり」(出典:花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉四)
    2. [その他の文献]〔詩経伝‐周南・関雎〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android