善知鳥安方忠義伝(読み)ウトウヤスカタチュウギデン

デジタル大辞泉 「善知鳥安方忠義伝」の意味・読み・例文・類語

うとうやすかたちゅうぎでん【善知鳥安方忠義伝】

読本。3編15巻。初編山東京伝、2・3編松亭金水著。文化3年(1806)初編、嘉永2年(1849)2編、万延元年(1860)3編刊行。平将門たいらのまさかど没後の後日物語

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関連語 ふくしゅう

精選版 日本国語大辞典 「善知鳥安方忠義伝」の意味・読み・例文・類語

うとうやすかたちゅうぎでん【善知鳥安方忠義伝】

  1. 江戸後期の読本。一五巻。一編は山東京伝、二・三編は松亭金水作。歌川豊国ほか画。文化三年(一八〇六)第一編、嘉永二年(一八四九)第二編、万延元年(一八六〇)第三編刊。平将門の後日物語で、将門遺児に忠臣善知鳥安方の亡霊がからんで展開する伝奇的復讐(ふくしゅう)談。歌舞伎影響を与える。

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